平成27年度 市立芦屋病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 319 83 73 98 258 234 449 878 1146 359
●定義●
<集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、年代別に集計。
●説明●
退院患者数は当院がその地域において、年齢階級別の患者数が分かる指標のひとつです。当院の特徴として、70歳以上の高齢者が約60%で、20歳未満については10%に留まっています。もともと通院されていた方や、地域の診療所から紹介された方など様々な方が利用されています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 50 16.40 18.30 4.00 85.02
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 48 15.00 14.34 2.08 78.19
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 10 8.40 7.26 0.00 81.40
●定義●                                                                                       <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                              
心不全は、平均年齢85歳と高齢者が多く、慢性心不全で繰り返し入院する方が増えています。早めの入院で在院日数を短くするようにしています。頻脈性不整脈は、加齢とともに心房細動を発症する方が増えており、心不全や脳梗塞を発症しないよう管理しています。
また、当科は日本内分泌内分泌代謝科認定教育施設であり、指導医の指導のもと研修医が診療に従事しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx03xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的消化管止血術等 副傷病なし 64 2.88 2.76 0.00 77.28
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 55 12.31 14.34 9.09 70.15
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 54 19.63 21.69 11.11 84.85
●定義●                                                                                        <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                              
消化器内科は日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会の専門医指導施設に認定されています。消化管分野は内視鏡検査や治療に積極的に取り組んでおり、年間4,800件以上の内視鏡を行っています。またカプセル内視鏡・小腸内視鏡の設備もあり、全消化管対応可能です。肝胆膵分野も胆膵領域は内視鏡治療を、肝臓分野は肝がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)、および肝炎治療に取り組んでいます。また、消化器疾患以外にも、疾患として多い肺炎・誤嚥性肺炎についても、積極的に治療に取り組んでいます。
糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 110 12.81 14.34 4.55 73.25
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 78 13.00 15.35 0.00 72.56
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 37 26.59 21.69 13.51 83.54
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                              
当院は、2型糖尿病に関して、日本糖尿病学会における認定教育施設であり、後期研修医が指導医の指導のもと、診療に従事しています。また高齢者の救急搬送が多く、当科では若手医師を中心に肺炎、誤嚥性肺炎を受け入れており治療に当たっています。
緩和ケア内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 3 30.00 15.28 0.00 62.67
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 2 30.00 13.03 0.00 83.00
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 1 21.52 30.93 0.00 85.00
●定義●                                                                                       <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計               ●説明●                                                                               上記の患者数は一般病棟での治療を要した患者さんのみを掲載しています。当科は日本緩和医療学会認定研修施設として、指導医が研修医とともに一般病棟と連携を図り、がんに伴う様々な症状を改善するための必要な処置等を行っています。なお、2015年度の緩和ケア病棟入院者数は約250名、平均在院日数は24日となっています。
血液腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 28 30.14 17.69 0.00 78.25
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 20 13.95 14.34 0.00 75.25
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病なし 17 38.18 23.04 0.00 78.47
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計               ●説明●
当科は日本血液学会認定研修施設・日本臨床腫瘍学会認定研修施設として認定されており、指導医の指導のもと、研修医が診療に従事しています。白血病症例は、比較的高齢者が多く、骨髄異形成症候群からの白血化の症例も増加しつつあります。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 2 2.50 5.31 0.00 66.50
050140xx99x00x 高血圧性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 2 6.00 9.20 0.00 74.50
060140xx99x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 2 1.50 9.25 0.00 53.00
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                             
2次救急病院として、内科救急は24時間365日、受け入れをしています。当院の病院機能を考慮し、3次救急の対応が必要な場合、心筋梗塞や脳卒中の場合以外の疾患については積極的に対応しています。また曜日限定で小児科2次救急、外科・整形外科救急も行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2なし 122 5.71 5.72 1.64 5.02
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 68 5.63 6.31 5.88 3.54
030270xxxxxxxx 上気道炎 31 4.68 4.83 0.00 3.71
●定義●                                                                                       <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                                        当科は阪神南2次輪番群に参加する小児科2次救急病院です。又芦屋市で唯一小児科の入院が可能な施設であり、クリニックからの紹介で入院される患者さんも多数います。対応する疾患としては肺炎、上気道炎、感染性胃腸炎などの感染症が中心で、その他喘息発作、脱水やけいれん性疾患の対応も行っています。喘息及び肺炎の転院が多いのは休日夜間入院をしたのち、住居に近い病院への転院を希望されるためです。また外来では食物負荷、成長ホルモン分泌負荷試験及び学習支援外来(学習障害)、神経外来などを開設し少人数のスタッフですが、様々な患者さんへの対応ができるよう努めています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx0200xx 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 26 10.12 7.84 0.00 66.00
060035xx0101xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 18 28.72 30.64 0.00 75.94
060150xx02xx0x 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 副傷病なし 15 7.93 9.48 0.00 37.20
●定義●                                                                                       <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計               ●説明●                                                                               当科は日本外科学会外科専門医制度修練施設として、胃癌、大腸癌、乳癌、肝臓癌、胆道癌、甲状腺癌など悪性疾患も数多く取り扱っています。また急性虫垂炎、腸閉塞、腹膜炎、急性胆嚢炎などの緊急手術を必要とする急性疾患も24時間体制で診療しています。専門外来として乳腺専門外来、下肢静脈瘤外来、肛門外来を実施しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 33 27 21.52 3.03 81.09
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 29 32.62 28.70 24.14 87.86
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 26 3.88 24.28 0.00 76.96
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                              
当院整形外科では人工膝関節手術、内視鏡治療を主体とした膝関節手術を主軸とする一方で、患者さんのニーズに従って、骨粗鬆症を原因とした骨折の治療、予防に全力をあげて取り組んでいます。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 74 8.42 9.53 0.00 71.69
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 73 6.78 6.34 0.00 46.82
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 44 4.93 6.50 0.00 45.27
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                                骨盤臓器脱に対し、非メッシュ手術、腟式メッシュ手術(TVM)、腹腔鏡下メッシュ手術(LSC)など、患者さんの状態に応じて、あらゆる術式に対応しています。子宮筋腫や卵巣嚢腫など、良性疾患に対しては、ほぼすべて腹腔鏡手術を行っています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 12 2.00 3.54 0.00 79.08
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり 6 2.00 3.43 0.00 75.83
02006xxx97xxxx 眼の良性腫瘍 手術あり 3 2.00 3.58 0.00 73.33
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、診断群分類別・診療科別に集計
●説明●                                                                                白内障手術がメインですが、外眼部手術も積極的に行っています。高齢者が多いため、安全面を考慮し1泊入院で手術を行っています。また、霰粒腫などの手術は日帰り手術も行っておりますので、特に仕事がある若い患者さんの希望が多くなっています。上記以外に情報公開の集計対象外として、白内障の疾患(水晶体再建術を実施)についても平成27年度年間198 件施行しており、眼科の主な治療として取り組んでいます。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 20 5 8 15 12 8 1 7
大腸癌 17 16 38 25 41 9 1 7
乳癌 9 11 5 4 13 4 1 7
肺癌 0 0 0 11 1 17 1 7
肝癌 1 0 0 0 5 14 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、国際対がん連合(UICC) の基準により、初発の5大がんをステージごとに集計                                                                             ●説明●
各種癌の最新の診療ガイドラインに沿って診療方針を選択し、症例を提示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 47 11.19 52.51
重症度 1 92 16.52 83.22
重症度 2 38 17.05 82.74
重症度 3 17 16.41 84.53
重症度 4 3 24.67 82.67
重症度 5 0 0 0
不明 5 10.60 85.40
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから肺炎の重症度とその平均年齢在院日数ごとに集計      ●説明●
患者さんの高齢化に伴い誤嚥性肺炎が増えてきていますが、高齢者の市中肺炎も多くなっています。その重症度は軽症から中等症まで幅広く分布しています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 6 4.00 68.50 0.00
その他 3 8.00 82.67 0.00
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I63$ 脳梗塞 3日以内 26 20.04 80.31 16.22
その他 11 25.45 80.82 13.51
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、脳梗塞の国際疾病分類(ICD10)ごとに集計
●説明●                                                                                高齢者の急性期、亜急性期の診断治療とリハビリテーションを行いつつ、脳梗塞の再発予防のため生活習慣病、心疾患の管理も行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 5 7.40 9.20 20.00 76.40
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 5 25.20 18.00 40.00 87.80
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) 2 2.00 6.50 0.00 80.00
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                        ペースメーカーは、洞不全症候群、完全房室ブロックなどの徐脈性疾患にMRI対応のペースメーカーを留置しています。約1週間で退院し、新規植え込み以外に電池交換術も行っています。 長期入院の低栄養の方には、中心静脈注射用植込型カテーテルによる点滴管理を行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) 106 2.86 2.52 0.94 75.97
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 17 1.00 7.41 0.00 77.35
K654 内視鏡的消化管止血術 15 0.60 21.60 13.33 73.67
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                         消化器内科で施行している治療で最も多いのは大腸腫瘍に対するもので、ポリペクトミーから内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD)まで対応しています。また上部消化管の早期癌に対するESD治療、吐下血患者の止血術も積極的に行っています。それ以外に胆膵領域の内視鏡治療も数多く手がけています。
糖尿病内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 20 32.30 45.30 65.00 85.85
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) 6 8.33 8.00 0.00 74.67
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 5 22.20 21.00 0.00 86.00
●定義●                                                                                        <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                       当院は高齢者の救急搬送が多いため、患者さんは嚥下機能障害、認知症により経口摂取が困難であり、中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 、胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) を必要としており、外科、消化器内科に依頼して施行しています。糖尿病患者さんは食事の欧米化(低繊維食)や自律神経障害による便秘の影響か、大腸ポリープの合併が増加しており、内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) を消化器内科に依頼して施行しています。
緩和ケア内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 7 6.71 18.43 0.00 72.71
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 2 9.50 16.00 0.00 57.00
K5223 食道狭窄拡張術(拡張用バルーン) 1 4.00 14.00 0.00 79.00
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                         上記の患者数は一般病棟での治療を要した患者さんのみを掲載しています。当院は一般病棟と連携を図り、がんに伴う様々な症状を改善するための必要な処置等を行っています。なお、2015年度の緩和ケア病棟入院者数は約250名、平均在院日数は24日となっています。
血液腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 40 6.60 32.50 2.50 73.00
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 6 22.50 44.33 16.67 78.83
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) 5 2.00 4.40 0.00 84.40
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●
安全に薬剤の投与を行う目的で、化学療法を要する症例には、多くの場合植込型カテーテルの造設を外科に依頼して施行しています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K300 鼓膜切開術 4 4.75 1.25 0.00 0.25
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                当科の外来及び入院患者さんには乳幼児が多く、そのため上気道炎から肺炎を起こすだけなく耳管から中耳炎へ罹患する患者が少なくありません。そのため鼓膜切開術を施行しています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 42 1.95 6.95 0.00 63.48
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術(長径2cm未満) 21 2.90 9.48 0.00 72.48
K6335 鼠径ヘルニア手術 20 1.95 7.15 0.00 72.85
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                            当科では胃癌、大腸癌、乳癌、肝臓癌、胆道癌、甲状腺癌など悪性疾患も数多く取り扱っています。また急性虫垂炎、腸閉塞、腹膜炎急性胆嚢炎などの緊急手術を必要とする急性疾患も24時間体制で診療しています。専門外来として乳腺専門外来、下肢静脈瘤外来、肛門外来を実施しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K068-2 関節鏡下半月板切除術 20 1.15 9.05 0.00 73.60
K0821 人工関節置換術(膝) 19 1.37 26.84 10.53 75.32
K0461 骨折観血的手術(大腿) 18 4.28 29.28 22.22 90.17
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                当院では膝関節外科の専門性を生かすために、低侵襲な関節鏡視下手術を積極的に行っています。人工関節置換手術もクリーンルームが整備されて以降、増加しています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 70 0.99 3.61 0.00 46.54
K802-21 膀胱脱手術(メッシュ使用) 64 1.06 6.41 0.00 70.80
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 47 1.11 4.83 0.00 46.06
●定義●                                                                                         <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                         骨盤臓器脱に対し、非メッシュ手術、腟式メッシュ手術(TVM)、腹腔鏡下メッシュ手術(LSC)など、患者さんの状態に応じて、あらゆる術式に対応しています。子宮筋腫や卵巣嚢腫など、良性疾患に対しては、ほぼすべて腹腔鏡手術を行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 198 0.00 1.13 0.00 77.45
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 11 0.00 1.00 0.00 78.91
K2171 眼瞼内反症手術(縫合法) 4 0.00 1.00 0.00 71.75
●定義●                                                                                        <集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、手術別・診療科別に集計
●説明●                                                                                       眼科の特徴として高齢者の割合が多いため、白内障手術がメインになっています。眼瞼下垂も高齢者に多い疾患で、手術することで視力や肩こりなどの疲れが改善するなど、生活の質の向上が認められています。パスの適用により、情報を各部署で共有でき、安全に入院・手術ができています。他院からの紹介患者さんは、希望によりなるべく早く、紹介元へ戻っていただけるよう努めています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 5 0.13
異なる 7 0.18
180010 敗血症 同一 9 0.23
異なる 8 0.21
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.03
異なる 5 0.13
180040 手術・処置等の合併症 同一 9 0.23
異なる 0 0.00
●定義●
<集計期間>平成27年4月から平成28年3月 <集計内容>DPC退院症例の様式1のデータから、最も医療資源を投入した傷病名が入院の契機となった傷病名と同一か異なるかに分けて集計。症例数を分子、全退院患者数を分母とする。
●説明●
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなり得ないものの,少しでも改善すべきものとして定義される感染症及び合併症の発生率を示したものです。
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